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Q&A -よくある質問とその答え-

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お仏壇編

Q1お仏壇は何のためにまつるのですか?

Aご本尊をおまつりし、ご先祖さまを供養するためです。

お仏壇があることによって仏教の教えに触れ、亡き人と心の会話ができる大切な場所になります。仏さまに向かい手を合わせ、心を込めてご先祖さまを供養しましょう。

Q2お仏壇の扉はいつも開けた状態でいいのですか?

A通常は扉を開けておく方が良いです。

常に「ご本尊さまに見守っていただいている」という解釈があります。また、閉めたままの状態ですと湿気の影響がありますので、あまりよくないと思われます。掃除などをする際は、ホコリが舞うので一時閉めておくとよいでしょう。

Q3お仏壇の購入時期はいつ頃がいいですか?

Aご不幸があったときは、四十九日法要までに購入される方が多いです。

決まった時期はありませんが、彼岸月やお盆、家の新築のときに買い換えをする方もいます。いずれの場合でも、菩提寺のご住職に魂入れのお経をお願いして下さい。

Q4新しく仏壇を購入したときにすることはありますか?

A菩提寺のご住職に魂入れのお経をお願いします。

仏壇開眼法要になりますので、紅白の不祝儀袋に「仏壇開眼御礼」とします。お祝い事になるため、白黒・双銀は使いません。

Q5お仏壇を安置する場所や向きに決まりはありますか?

A一般的には北向きはよくないとされています。

仏教では十方どの方角にも仏さまはいらっしゃいますので、方角に吉凶はありませんが、基本的には東向きや南向きに置く方が多いです。また、直射日光が当たらず風通しがいい場所に安置することをおすすめします。仏壇のための仏間が理想的ですが、居間や床の間、寝室などの落ちついた場所に置いても構いません。

Q6仏壇の置く場所が階段下になる場合はどうすればいいですか?

A仏壇の天井に「雲」や「天」と書いた紙を貼ります。

階段下などその上を通ったり、物を置いたりするのはあまり好ましくないとされていますので、仏壇の天井に「雲」や「天」と書いた紙を貼ると良いです。

Q7仏壇に供えるご飯は、炊きたてでなくてもいいのでしょうか?

A仏様は炊きあがったご飯の香りや湯気を召し上がるという解釈があります。

家族が食べる前に、炊きたてのご飯を供えます。毎朝炊かない家庭は、炊いたときに供える方がよいです。昔からお米は大切な主食だったので、これをお供えすることで日々生かしていただいている事への感謝をあらわします。

Q8仏壇の種類ですが何を買ったらよいのでしょうか?

Aお仏壇は大きく分けて、唐木仏壇・家具調型仏壇・金仏壇があります。

唐木仏壇は、黒檀・紫檀などの銘木を使い木材の木目をいかして造るお仏壇です。家具調型仏壇は、モダンな仏壇として現代の生活様式にあったタイプのお仏壇です。和室でも洋室でも置けることから近年では選ばれる方が増えています。どちらも基本的には宗派は問いません。金仏壇は、白木に漆やカシューなどで仕上げ、金箔や金粉を施したお仏壇となります。日本の伝統工芸が集約されており非常に豪華です。浄土真宗・真宗大谷派は金仏壇を推薦しています。 詳しくは、仏壇商品ページでご確認ください。

Q9お仏壇の中に写真を飾ってもよいですか?

A一般的には、お仏壇の中に写真は飾りません。

写真は見るものであって拝むものではありません。どうしても飾りたいということであれば、お仏壇の前や横のスペースに置く台を設けて飾ることをお薦めします。

Q10お仏壇に供える花は何がよいのでしょうか?

A季節のお花や故人が好きだったお花を選ばれるとよいです。

特に決まりはありませんが、常に生花をお供えするのが難しいという方は「ブリザーブドフラワー」というものがあります。生花に特殊な製法を使い、美しい状態を長く維持するため経済的でもあります。当社でも取り扱っていますので、お気軽にお問い合わせください。

Q11お仏壇の価格の相場は?

A季木の種類・材質や工法によって仏壇の価格は様々です。

お仏壇に使用している木の種類や張ってある銘木の量などでも変わってきます。インターネットで非常に安価で売られているようなお仏壇もありますが、耐久性が低い場合もあります。長く愛着をもっておまいりしたい方は避けた方がよいかと思います。当社では、『仏壇公正取引協議会』に加盟しており、正しい品質表示で安心してお選びいただけます。

Q12お仏壇の手入れはどうしたらいいの?

A毛払いや柔らかい布・綿布を使用すると良いです。

唐木仏壇は毛バタキ等でホコリをはらい、線香やローソクの煙による汚れは水拭きをしますが、かたく絞った雑巾で拭きとり、柔らかい布や綿布を使って、から拭きするとよいです。専用のクリーナーや艶出しなどを使うと効果的です。金箔の仏壇や位牌は、毛バタキで軽くホコリをはらうだけです。拭くと金箔がはがれる原因になります。また、金箔部分は汗の塩分や水分を嫌いますので、直接手を触れないで下さい。

Q13お仏壇の花立・火立・香炉には意味がありますか?

A三具足といい、慈愛・智慧・清浄をあらわします。

花は『慈愛』自我ばかりを主張するのではなく、相手を想っていつくしむ愛をもつこと。火立は『智慧』お灯明の光は我欲という煩悩をはらい「もの」の本質を気づかせてくれます。また、私たちの心の闇をもはらい、心に安らぎを与え、進むべき道を照らしだします。香炉(お香)は『心身を清める』良い香りをはなって、時の不浄を清める徳をもっています。そして、まつり事に臨みます。

Q14引越しで仏壇を移動する際、必要なことはありますか?

A新しい設置場所に移るため、魂入れのお経が必要です。

お仏壇を家の外に出し新たに設置するときは、移動する前に魂抜きのお経を、新しい安置場所で魂入れのお経を菩提寺のご住職にお願いします。

お墓編

Q15お墓の石には寿命がありますか?

A御影石は、硬く風化に対しても強いです。

墓石に使われている御影石は硬く風化に対しても強いため、大切に扱うことによって長く維持できます。注意点としては、お墓参りのとき墓石にお酒をかける方がいらっしゃいますが、カビや変色の原因となりますのでおすすめできません。

Q16お墓はいつ建てればよいのでしょうか?

A四十九日などの法要やお彼岸、お盆等の節目で考える方が多いです。

特に決まりはありませんが、四十九日・一周忌などの法要やお彼岸、お盆といった節目で建てられる方が多いです。最近では、子供の負担にならないようにと生前に建てられる方もいらっしゃいます。このようなお墓を「寿陵墓」といいます。

Q17生前にお墓を建てることはできますか?

A生前にお墓を建てることを寿陵といい、お墓を寿陵墓といいます。

日本や中国では、長寿・子孫繁栄につながる縁起がいいこととされ、古くは聖徳太子なども寿陵墓を建てたとされています。仏教の考えの中に、生と死は繰り返しめぐってくる「輪廻転生」という考え方があります。生前に自分の墓を建てることは、自分の死を真剣に考えることです。それからもう一度生まれ変わるわけですから、寿陵を建てることは長寿につながるのです。

Q18お墓の形に決まりはありますか?

A近頃では、自由なデザインが増えてきています。

お墓のスタイルは、時代と共に変化しています。最も一般的なものは和墓ですが、洋墓やデザイン墓などもあり、こだわる必要はないと思います。故人やご家族のご意向、周りの意見や状況を見て決めても良いと思います。

Q19お墓の建之者の名前は誰にすればいいのでしょうか?

A特に決まりはありません。

ご自分で建てたことを表したい場合はご自身一人で、また夫婦で協力して建てたことを表したい場合は、夫婦連名でよいと思います。お墓を継いでほしいという思いを込めて、次世代の子供たちの名前にする方もいらっしゃいます。

Q20お水を吸う石はよくないですか?

A石材にとって水を吸うことはいいことではありません。

水を吸うことで石の中の鉄分と化合しサビや変色の原因となります。水を吸った所だけ色が濃くなり見た目も悪くなります。しかし、水を吸わない石はありません。吸水率が低い石種もありますので、お気軽にご相談ください。

Q21納骨はお墓のどこから納めるのでしょうか?

A一般的な和墓では水受け(中央の家紋が彫ってある上部分)から納骨します。

昔のお墓の形状では後ろから納骨するものもありますが、近年の墓石の中では墓台付のタイプがよくみられ、墓台中央がふたの形状になっており、手前に引くと開けられるのでそこから納めることが多いです。

Q21お墓の工事には立ち会わないといけないのでしょうか?

A必須ではありませんが、どういった感じで建てられるか見ておくのもいいと思います。

必ずしも立ち会わなければいけないというわけではありませんが、お墓を建てるところを見られる機会はそう無いですし、お墓がどういった感じで建てられるか見ておくのもいいと思います。

Q22お墓を建てる際、基礎工事は必要ですか?

A基礎工事はおすすめしています。

基礎工事なしでお墓を建てられますと将来的にお墓が傾いたりするケースがあります。墓石店に墓地を確認してもらい、どの様な工事が必要か確かめて進めていくと良いでしょう。

お墓参り編

Q24お墓のお掃除はどうすればよいですか?

A基本的には水洗いです。

布やスポンジ、汚れがひどい場合はたわし等で洗います。お供えした花は枯れてしまうとお墓等に付着して汚れやシミの原因となります。年月を経た汚れは墓石のクリーニングをする方法もありますので、お気軽にご相談ください。

Q25お墓参りに必要なものは何ですか?

Aお供え物・生花・線香・掃除用具等です。

手桶やひしゃくは備えてあることが多いので、一度確認をして下さい。また、線香に点火するには風よけのついた「風防ライター」を使うと便利です。

Q26お墓参りをする時期はありますか?

A一般的にはお彼岸、お盆、故人の命日、正月、年忌法要などです。

また、人生の節目にも報告を兼ね家族揃ってお参りすることも大切です。

Q27お墓に供える生花に決まった種類はありますか?

A特に種類や色にこだわらなくても良いです。

故人が好んでいた花や、季節の花などの美しい花を選び、種類や色にこだわるのではなく、心を込めて供えることが大切です。お墓に生花を供えたいけれども遠方であったり頻繁にお墓参りに行けない方は、造花を飾り、常に花を絶やさないようにする方法もあります。

仏事編

Q28お彼岸の期間はいつですか?

A3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」の前後3日間を合わせた7日間です。

仏教では、悟りを開いたあの世を「彼岸(ひがん)」、欲や煩悩にまみれた迷いの多いこの世を「此岸(しがん)」といい、彼岸は西に位置し、此岸は東に位置するとされています。春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。 この期間に祈念して浄土(悟りを開いた仏の住む清浄な国土)を想い、仏を慕うことで極楽浄土へ行くことが出来ると考えられています。

Q29なぜ線香の火を口で吹き消してはいけないのですか?

A人間の口は、悪行を積みやすく、汚らわしいものと考えられています

仏様に供える線香の火を、汚らわしい口から出た息で消すのは無作法になるからです。

Q30香典の表書きはどうすればいいですか?

A仏式の通夜や告別式のときは「御霊前」になります。

四十九日法要にお持ちするときは「御佛前」を一般的に用いますが、宗旨宗派による考え方、地域の慣わしなどがありますので統一されたものではありません。 また、品物を添えて持っていくときは「御供」の仏熨斗を付けると良いです。

Q31数珠(念珠)はなぜ持つのですか?

A108個の煩悩を絶つという願いからきています。

数珠の108玉は、「煩悩(悟りへの道をさまたげる私たちの心の中にある迷い)の数」として知られています。数珠を持つことで災いを取り除き、心の安らぎを得られると考えられます。お葬式のとき持つのは仏教での儀式で、霊魂の邪気をはらう意味があります。

Q32多額のお香典をいただいた場合はどうすればいいですか?

A頂いたお香典金額の1/3~半分程度の返礼品を選ぶのが妥当です。

お葬式のときに香典返しを渡し済みでも、多額のお香典を頂いた方には、挨拶状を添えて御返礼品を渡した方が良いです。四十九日後の場合は、忌明け返し品として配送便を使う方や、直接ご挨拶に伺い手渡す方もいます。

Q32香炉の灰が固くなってしまいますが、改善方法はありますか?

A灰のお掃除を定期的にすることをお勧めします。

灰掃除専用の網じゃくしがあります。また、線香の残りを取り除くために茶越しを使うと便利です。類似品で灰ふるい器という専用の掃除用品も市販されています。

Q34祖母が仏壇で線香やローソクに火を使うのが心配ですが、良い方法はありますか?

A火を使わない電池式香炉、電池式ローソクがあります。

電池式のタイプはスイッチを入れると、先がLEDの光でポッと明るくなります。火を使う場合でも、通常の半分くらいの短いお線香や、1cm弱の短いローソクを使うと燃焼時間が短いため安心できます。

Q35今年、初盆になりますが特別なお供えものはありますか?

A牛・馬、山の幸・海の幸を供えます。

なすは馬、きゅうりは牛を表現したものを作り飾ります。馬と牛の由来は様々な解釈があります。例えば、①ご先祖様が帰ってくるときは馬に乗り、戻っていくときは牛に乗って帰ります。②馬に乗って、牛に荷物を積んで帰ってくる。③最初に馬に乗り、馬が疲れたら牛に乗り、交互に乗り換えて帰ってくる。等です。 供物としては、山の幸(椎茸・南瓜・茄子・野菜類)、海の幸(昆布・わかめ・ひじき・海産物類)を供えます。これを「山海六味」といい、合わせて6種類以上のものをお供えします。

Q36初盆のときの施餓鬼法要では何をお供えしますか?

A牛・馬、山の幸・海の幸を供えます。

この供物は、飢えとのどの渇きに苦しむ餓鬼や、有縁・無縁を問わず三界の万霊に対して施しをさせていただくものです。いろいろな食べ物が食欲を満たし飢えを満たしてくれます。空腹が満たされると今まで落ち着かなかった気持ちが静まります。供物は禅定(精神の統一)の徳を表わします。 ※上記は、当社地域(遠州)の風習が含まれています。